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暗い日々

大地震から11日ほどたちました。
東京に電力を送っていた発電所が、地震の害を受けてあちこちで止まってしまいました。電力会社は計画的な停電を地区ごとに行い、需要をカットすることで辛くも致命的な事態を防いでおります。

街に出てみますと、節電によって全体に薄暗くなっているのであります。商店街では昼間の照明を大幅に減らし、いつか写真で見たトルコのグランドバザールみたいに、暗いアーケードに商店の灯が漏れ出て、ぼんやりと照らしています。そうした商店の看板やネオンサインの多くは消してあります。下りエスカレーターはどこでも止まっています。

スーパーマーケットもだいぶ暗いです。陳列棚の照明を全部消すとスーパーがここまで暗くなるとは、意外であります。少しでも隙間が出来ると、親のカタキみたいに店員が品物を詰めていた棚。しかし今や牛乳、ヨーグルト、納豆のところは空っぽです。パンや弁当は増えてきましたが、棚はやはりまっ暗です。

電力を巡る緊張はいつまで続くのだろうと私は考えたりします。そのうち元に戻るんだと、ふつうに私は期待しているらしいです。本当にそうでしょうか。元に戻るとすれば、それはどういう状態を意味しておるのでしょうか。頭を下げて怒られている電力会社の幹部をテレビで見て、なぜ他人のすることのように思えるのでありましょうか。電力会社の向こうで明かりをビカビカに灯していたのは私なのに。

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| いろいろ | 23:19 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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災害の日

大地震がありましたが、みなさん無事でしょうか。

私は東京の自宅にいて、仕事の相手に丁度メールを書き送ったところでした。ガタタン、ガタタンという変なリズムで家が揺れ始め、エサ入れに止まってくつろいでいたインコがバッと飛び上がりました。揺れはどんどん大きくなり、家を掴んで揺さぶられているような乱暴な有様になって、書棚やラックから馬鹿みたいにバラバラと物が落ち始めたのであります。外でヒヨドリがギャーッと叫ぶのを聞いてちょっと私はパニックになり、これは死ぬのかなと思いました。

ようやく揺れがおさまって、近所に住むいとこが犬を連れて様子を見に来てくれました。犬が震えていました。私のインコ共は、最初こそ飛び上がっていましたけど、あとは怯えて止まり木に掴まっているばかりでした。子供の頃あんなに避難訓練をしたってのに、私は何もできませんでした。ただ立ち上がってぼんやりしていたのであります。

家の中に落ちたものを拾って収め直すと、また強い揺れがあって戻したものが全部落ちました。

| いろいろ | 11:03 | comments(3) | trackbacks(0) | TOP↑

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あけまして

あけましておめでとうございます。
生ぬるい冬だなぁと言っていたのもつかの間、今や空気が冷たいこと。思わず3リットル入るやかんを買い、人間用とインコ用の湯たんぽがすぐ作れる体制を整えたのでございます。

寄生虫退治のためカゴを分けていた拙宅のインコでありますが、年末に同居を再開しました。別居時はお互いの方向に寄り、カゴの側面にへばりついて鳴き交わしたりして、いかにも慕わしげで哀れを誘ったものです。

同居カゴにはオスから入れました。メスが先住者になると、あとから入れたオスがいじめられるらしいんですよ。だからオスファースト。しかるのちにいよいよメスを入れてやると、彼女は羽ばたいて宙を駆け寄り…エサ箱に止まっていたオスをおっ飛ばして、エサをむさぼり食い始めたのであります。

モコだるま
夕方、ウトウトするモコだるま達。青い方がオスです。同じ止まり木にとまり、一見仲が良さそうですが、二羽の間には微妙な間隙が。食事時になるとエサを巡って小競り合いが始まり、必ずオスが負けます。

| インコ神楽 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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宇宙のファンタジー

それは12月2日。
NASAが「宇宙生物学上の発見に関する会見」を開くと聞けば、思うところは一つであります。

「…宇宙に存在する知的生命体は、人類だけではありません。米国政府は1960年代から、いわゆる宇宙人とフォーリン・アッフェアを重ねてまいりました。そして本日、12月吉日をもちまして、全国家は地球自治区として銀河統一連邦の一員となり、米国政府がその代表を務めさせていただくこととなりましたので、ここにご報告させていただきます。もう丁寧語ナシでいいよな。詳しい話は、長官、たのむ」同席したNASAのボールデン長官は自分の顔に手を、すると顔と見えたものはマスクのようにつるりとはがれて、その下から。

そのあとは全部カタカナ語の話になるんです。人類大納得!
そんな恐ろしい出来事は生で見られないやと思い、あした目が覚めるとみんなが青くなっていて、世界は永遠に変わっているんだよと念じながら23時に就寝しました。

しかし翌朝聞くところによれば、宇宙人ではなくふしぎな菌を発見したという会見だったそうです。ヒ素を食べる菌がカリホルニア州にいたんです。それが何で宇宙生物学云々になるかというと、今まで宇宙生物を探す際に「こんなところに生き物いないだろ」とスルーしてきたごとき毒々しい環境に、やっぱり何か住んでるかもしれない可能性。つまり夢がふくらんだという話だったのです。

| いろいろ | 11:00 | comments(4) | trackbacks(0) | TOP↑

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一段落

ぼじょれー!!
というおらび声と共に、今年も箱根の何とかいう風呂屋でボジョ風呂がオープンしたそうです。以前に写真を見ましたが、巨大葡萄酒ボトルのオブジェクトから紫のお湯が出てるんよ。大昭和な温泉ですわ。ボジョレーヌヴォーは近所のスーパーでも売っていましたので、私はミニボトルを購入して飲んでみました。飲んだらぐったりしました。

拙宅のインコたちは寄生虫退治のメドがつき、病院通い終了でございます。3週間ほど様子を見て再発がなければ、2羽の同居を再開しようかと考えております。

幕下を見る青い方
肥満が発覚した青い方の体重も適正範囲に戻ってきました。
幕下の取組を観戦中であります。

十両を見ない黄色い方
羽づくろい中の黄色い方。十両の取組が進行中であります。
この日、白鵬の連勝が止まっちゃったんよね。

| インコ神楽 | 22:04 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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版画3点

残念な絵が沢山できましたので、掲載します。
クリックすると画像が大きくなるかもです。

モテたくて 「モテたくて」木版画

拙宅のオスのインコは、羽をパタつかせ、頭を振りながら、無限おしゃべりで激しくメスに迫っています。それもこれもモテるためです。3羽の大きなインコは全て彼の姿です。

夏の亡霊 「夏の亡霊」木版画

右側の絵は試し刷りです。
でも、吸い取りの悪い紙に刷った荒い絵づら、わら半紙のような色合いがかえっていい感じに思えます。

雨の日 「雨の日」木版画

トレーシングペーパーに刷ったものです。トレーシングペーパーはインクのしみ込みが悪く、バレンで軽くこすると少ししかインクがつきません。かすれた感じが気に入ったのです。
これは犬が池を覗き込んでいる絵で、blogの一番上に出ているものと同じ内容です。

| 藝じゅつ | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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インコ検診

蹴球W杯の折に話題をさらった、ドイツの予言蛸「八兵衛」が亡くなったそうです。八兵衛じゃねえや。日本では蛸と言えば八っつぁんだけど、ドイツの蛸はパウルという名前でした。2歳半。蛸の寿命は3年程度ということを始めて知ったのであります。

先日、青い方にトリヒゼンダニが発覚して別居の運びとなった拙宅のインコたち。黄色い方にも健康診断の日がやってきました。クリニックではセロテープでペッと皮膚片を取って顕微鏡を見ます。少数ながらダニのタマゴがポツポツとあり、薬を塗ってもらいました。ウンコ様を拝見したところ消化不良気味であるということもわかったのであります。

もこだるま
検査が終わるとケロリンとしていた青い方に比べて、黄色い方はやや神経質な反応。帰宅するとぐったりと疲れた様子で、昼間からモコだるまになってしまいました。ちょっと離れて撮ってあります。

しかし、夜になるとモコだるまが不思議な行動に。「どうしているかな?」とカゴを覗くと…

いない
あれ?いない!

いた
いたっ!

上の方に貼り付いて隠れているのであります。やがてじわ~と下がってくると、布カバーの後ろから頭だけ出して覗いている状態に変化。恐ろしい経験をしたと思って警戒してるのでしょうか。
3日も経つと、夜も落ち着いて寝るようになりました。

| インコ神楽 | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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Yellow gate of eternity

こないだ久しぶりにTBSの「水戸黄門」を見たんですよ。
「許すな相撲をけがすやつ 諏訪」という題で、奉納相撲を巡るヤオと賭博の話でした。といっても賭博をしてたのは相撲取りじゃなくて、悪の政治家と貪欲なビズネスパーソンだったのね。

デジタルビデオってやつなのか韓国ドラマみたいな絵づらになった水戸黄門でしたが、俳優もすっかり変わって助さんが東幹久、格さんが的場浩二だよ。矢七は内藤剛志で、これがなかなかいいんですよ。御本尊は里見浩太朗。昔は助さんを演じた浩太朗が、今では黄門。月日の流れを感じるのであります。だいたい、TBSの水戸黄門ちゅうのは1964年から始まったらしい。46年間、同じ時代を何人もの水戸黄門が、延々と漫遊しつづけてきたわけなんですよ。

これは多次元宇宙っていうんですよね。なら、一つの時代に留まっているのも不自然ですよ。ある日雷が落ちたら御一行が45世紀の未来にタイムスリップとか。ただし、八兵衛以外。45世紀ともなると日本列島の地形も変化してる。日本語も変化してて良く通じない。もちろん葵の印籠も通じない。モラルも常識も違う。そんな中で、じゃあ変わらないものって何だ?という魂のジャーニーが展開するんだと思います。

残された八兵衛は元の時代で孤軍奮闘します。御一行殺害の疑いをかけられて幕府の手の者から逃げ回りながら、たった一人でみんなの行方を探す。どのみち、もうただの男としては死ねない。運命に導かれる旅路がきっとここにもあるのでございます。

| いろいろ | 20:51 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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去りにし鳥々


青い方、黄色い方と書いている拙宅のインコには名前があります。
インコたちがやって来た日、運搬カゴを覗き込んだ老母が「こっちは青いから、ブルーのルーちゃん。こっちは黄色だからイエローのローちゃん…だと響きが似ちゃうから、ロンちゃんね」とたちまち勝手に名付けてしまったのです。ええ~っ。とは思ったものの、用意していた名前があったわけでもなく、なし崩し的に「ルーちゃん」「ロンちゃん」が確定してしまいました。

以前に、全く同じ色のペアを飼っていたことがあります。青いオスの鳥は早くに死んでしまったのですが、黄色いメスは長生きしました。ババという名前だったのです。若い頃からババです。背中の縞模様が多いところや、小柄なところがロンと似ていて、うっかり「ババ」と呼びかけそうになることがあります。

ババはひどく無口で人間にも他のインコにもなつかず、13年間ほぼ黙って暮らしていました。最後の数ヶ月は足が立たなくなり、頭の毛繕いができなくなったことから、私が掻いてやっても嫌がらなくなったのであります。いま思い出しても不思議ですが、ある朝私は「ババが死んでいる!」と驚きながら目覚めました。カゴにかけた布を取り去ってみると、果たして彼女は、寝床にしていた皿巣の上で死んでいたのであります。

ババも、私がかつて飼っていた他の鳥たちも去っていってしまいました。ひとつひとつの個性であった彼らは、普遍の中に消えました。彼らの体はばらばらの元素になって、今もこの世にあります。魂のことはよくわかりません。けれど彼らは何か貴重なものを、ただただ人間にくれたように思えます。動物と生活を分かち合うことは、何と尊いことだったのでしょうか。

| いろいろ | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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インコ診断

青い方
拙宅のインコが健康診断に行きました。

昨今のインコ事情はすっかり様変わりしていて、久しぶりにインコを飼っているインコ浦島の私としては戸惑うことも多いのです。指南書を読み、インターネッツを漁ってみると、インコの業界もかなり拡大している様子。特に「食」と「医」の発展はめざましく、それに伴ってエサのやり方やインコの健康管理のしかたも変化したようです。拙宅のように手乗りでない鳥には負担が多いかと考えあぐねていましたが、やはり気になるので、ものは試しと専門医に行ってみることにいたしました。

ところが。

1羽ずつ診る方針ですと言われ、まず先鋒としてオス1歳の青い方を連れて行ったのであります。私は彼のことをなんてマッチョなんだと思ってたのですが、よく見ると下っ腹がもったりふくれていて、そこが気になっていました。医者は一目見ると「もしかして、太いですね」。体重を量ると45gありました。デブの領域だそうです。下っ腹についていたのはマッスルではなく、脂肪だったんです。

しかも。

足の裏の荒れを指摘され、皮膚片を顕微鏡で見てみたところ。モニタを指して「これが卵ですね」と医者。なんとカイセンでありました。爪の所見から、過去にも発症経験があるだろうとのこと。あらーっ。足をじっくり見たことなんてなかったなぁ。すっかり、見逃していた。医者に薬を塗られ、困惑しきったような悲鳴を上げる青い方でしたが、カゴに戻ると途端にケロッとしてさえずりだすのであります。人間から逃げ回る反面で妙に人慣れしたところがあり、この鳥は手乗り崩れじゃないかと思います。

独居になった青い方
カイセン消滅までは別居ということになってしまいました。
近々黄色い方も診断の予定ですよ。

| インコ神楽 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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復活の日(2)

先日に記したチリ鉱山の一件がみるみる一段落しましたよちっちっち。れっれっれ。
救出作戦は恐ろしいほどスムーズに進行して、最終的にはカプセルを降ろして10分、上げて10分のハイペースでどんどん人間が出たのであります。全行程48時間の予定が22時間で終了。「ここを出たら俺、結婚するんだ!」といわゆる死亡フラグが立っていた人々も当然生還。まあ、みんなすごい勢いで「ここを出たら…」が立ってたんでしょうけどね。

最後は現場監督が上がってきて、感涙を浮かべた大統領に謝辞を述べたあと「二度とこういうことが起きないようにしてください」と一言。確かにそうだわ。これは元々、全然いい話じゃないんだわ。大統領は今回の事故を政治的に利用したのではないかと批判されているそうで、聖なる日が終わったあとはきな臭い匂いなのであります。トラウマの懸念、ビズネスの野獣を呼び寄せるマニーの匂い。この先まだまだ…ああまた怖い考えが。

一連の出来事は、私の煮えたぎる妄想の中で「フェニックスという名の地下を飛ぶ機械が地上から失われていた人々を連れ帰ると、そこでは国家の長が迎え、旗が飾り付けてあって、かくて彼らは共同体の中に戻っていった」という電波神話になってしまいました。わずかにかき集めた理性に照らしてみますと、まず世間の先鋭的な界隈では、過酷な環境に生身を投じて働く人が沢山いること。チリ人は家族や職場の仲間や国家という、共同体に対する意識がとても強いこと。これらが印象に残りました。

| いろいろ | 21:54 | comments(2) | trackbacks(0) | TOP↑

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復活の日

チリの鉱山で明日、救出カプセルが投入されるというので緊張してきました。私とチリには、これというつながりはありません。友人がいるとか知り合いがいるということもありません。私は単に、怖い考えになりやすいたちなのです。

鉱山で落盤事故が起き、鉱夫33人が地下700メートルのシェルターに取り残された。「生きていた」という一報に接して、彼らの恐ろしい体験、現在の苦しい状況、数ヶ月を要するという気が遠くなるような救出までの道のりを考えるだに「大変だ!どうしよう!!」としか思わなんだ。が、同じ情報を持っているチリの人は大統領を始めとして大喜び。ラチーノは明るい方へ明るい方へ目を向ける人々かもしれないのであります。

救出用の穴は細く、そこにミサイルのような形をしたカプセルを降ろすそうです。カプセルは白・青・赤とチリ国旗の色に塗り分けられていて、一人だけ乗れる。フェニックスという名称がついている。ナショナル・カラーのフェニックスの体内に入り、まっ暗な穴を15分かけて地上に到達する。ほんとに、再生の過程という感じがします。作戦の開始は現地時間の午前0時。全員を外に出すまで48時間かかるそうです。

| いろいろ | 21:54 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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Reverse

夏に掃除機を買いました。

候補は2つあったんです。

1つは4,000円の激安スタンド型掃除機。魅力はまず異常な安値。しかも軽量小型で、出すに易く仕舞う場所も選ばない。掃除を思い立ってから実際に始めるまでのタイムラグが短縮できそうであります。このタイムラグ、以前は1週間ほどありました。めんどくささという超巨大恐竜のまだるっこしい神経網をダラダラ通って、1週間後に「アッ痛っ!」て脳が言うんよ。で、ようやく脳から命令が下りて、掃除が実際に始まるまでにもう1週間、当然かかるのであります。

もう1つの候補はロボット掃除機。ルンバ…もどき。
ルンバにそっくりで、2万円で買えるやつがあるんですよ。2万でも安かないけど、ロボット掃除機が宅にあって、スイッチ入れたら勝手に掃除してくれるというロマンを買うんだよ。めんどくささが解消される上に、ロボットの子分ができるという近未来小市民ライフ。楽しそうなのであります。

私は瞑想しましたが、激安の方を買ってしまいました。

どうかというと、すごい弱い。

激安掃除機はサイクロンという商品名で、それだけ聞けばまるでダイソン。半透明の体内でゴミがクルクル、サイクロン状に回ってるのが見えるのね。吸い込み口から逆Uの字のパイプを通って、クルクルのエリアに行くんです。でも、この吸い込み口がケチな野郎のけつのめどみたいに小さくて、吸引力は甚だしょぼい。けつから吸うやつはいないから、やはり口なのだけど、とんだおちょぼ口で。ちょっと大きなゴミだと逆Uパイプを超えられず、吸い込み口のちょっと上でふーらふーら上がったり下がったりしてるんです。まるで浄土に行けない幽霊みたいに。輪廻できないの。

スイッチを切ると、この成仏できないゴミ共がザラー!と吸い込み口から吐き出されてきます。何だか考えさせられる光景です。ゴミを吸い込む。ゴミが浮遊する。私の日常が収集され、サイクロンで回るのが見える。ゴミをばらまく掃除機。それは物理の法則が現れただけの光景から、奇妙な連想を起こさせるコンセプチュアルな機械でした。たったの、4,000円だったのであります。

| いろいろ | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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禁煙日記:金鵄上がって200円

今月1日から、タバコが大胆値上がりしました。

マイルドセブンが300円から410円に。
チェリーも300円から410円に。
エコーは180円から240円に。
ゴールデンバットは200円の大台に!

遠い昔に、欧州ではタバコ1っ箱が500円ぐらいする国もあると聞いて、そりゃべらぼうだと考えたのであります。今やわが国もそれに近くなってまいりました。本当に高くなったと思います。

これを機会に、1日付で禁煙を始めた方々がけっこう、いらしゃるでしょうね。そして今日は5日。毎日半箱とか1っ箱とかをコンスタントにキメてた人が5日も禁煙できてるのなら望み大なのです。私が禁煙し始めた4年前、5日目になったらだいぶ余裕が出てきて、必ずタバコとセットで喫するものだったコーヒーをソロでいただいたりしたんでございます。

とは言えこういう大きなきっかけと共に禁煙し始めた場合、こけた時にくらうダメージも大きいから注意です。「こんだけの理由があってもダメだったなんて、俺はもう一生禁煙できそうにない…」と、パニックのあまりおかしなことを考えたりします。そんなこたあない。禁煙は何度でもできます。何ならまた1時間後にでも開始すればいいじゃないですか。

| 禁煙日記 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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律動

黄色いやつ
晴れた日にはインコが叫びます。

8月まっさかりの頃は日の出とともにインコが覚醒、大興奮。
「ギョロ~ン」と繰り返す雄叫びに寝ていられませんでした。
しかし9月に入るとあるとき突然、薄暗く肌寒い日が明け、彼らは同じ鳥とは思えない沈鬱な様子になって、しおらしくショボショボとつぶやき、羽毛をふくらませて凝(じっ)としているのであります。

病気なのか?と思ったぐらいの変わりよう。
けれど翌日が晴れると、小さな体から信じられないほどの大出力で「ギョロ~ン」「ジャリャッ」「ボチュルルルルル」「ジッジジジジジジジ!!!」という不思議な音が出始めて、ミニサイズのヘリが飛ぶような「バラララララ」という飛翔の音、やはり寝ていられないのであります。
気温も関係するようですが、光の強さがインコをコントロールしているという気がします。

インコのカゴには毎晩、遮光の布で作った覆いを掛けております。
夜は暗くした方が鳥もよく休めるだろうと考えて遮光にしたのでしたが、逆効果で、暗すぎると不安なのか、ちょっとした物音で「バラララララ」と飛び回ってしまうことがあります。ボム、ボムとカゴにぶつかる音がして、かわいそうです。常夜灯をつけて覆いの一部をめくってやると、パニックを起こさなくなりました。

このときセメントパーチも撤去されました。

| インコ神楽 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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