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Grand Central Station

こんな話を見ましたです。

2001年、崩壊した世界貿易センタービルの撤去作業現場で働いていた人の話。
彼は現場に立つとなにかの「エネルギー」を感じたという。死んだ人々の声がするような気分だった。

ある日現場を出ようとすると「エネルギー」がついて来たような気がした。彼はグランド・セントラル・ステーションに向かい、駅舎の中を巡った。待ち合わせ場所として有名な正面の時計。ベッドタウンに通じるたくさんの通勤線。高い天井に描かれた星座の絵。そうした場所を歩いてしばらく過ごしたのち、気づくと気配はなくなっていたそうです。

このエピソードを耳にしたミュージシャンのメアリー・チェイピン・カーペンターが"Grand Central Station"という曲を書いた。カントリー風のギターが静かに鳴る、淡々とした歌であります。

あの時計の下にもう一度立ちたい
ハドソン線のホームで待ちたい
あんたはひとりぼっちじゃない、家からだってそんなに遠くない
ドームに描かれた星たちは今も輝いてる
(部分)

グランド・セントラル・ステーションは築100年近いといいます。エンパイア・ステート・ビルみたいに歴史と風格があり、かつ活気に満ちた現役の建造物というイメージです。そこに出入りしていた人たちのうち少なからぬ数が9月11日に消えた。

WTCのオフィスに通う人たちは、作業現場で働く男とまるで接点のない人生を歩んでいたのかもしれない。けれど崩れたビルの瓦礫の中で、そこに働く男が消えた人生の残響に耳を傾けている。

事件は発生の瞬間から国家レベルの、国際的な大事でありました。崩壊してしまったビルとは逆に、事件そのものは建て増しされていく塔のようにそびえている。個人的な情緒の入り込む隙はないような気がします。

その一方で、事件へのこんな淡く個人的なフォーカスが米国にはたぶん沢山ある。何を言いたいのでもない、消えた人々への思いなのであります。それを淡いまますくい取って表現するアーチストも米国にはいる。そういうことを感じさせたエピソードでした。

Mary Chapin Carpenter/Grand Central Station(歌詞)
http://www.cowboylyrics.com/lyrics/carpenter-mary-chapin/grand-central-station-12934.html

| いろいろ | 22:16 | comments(2) | trackbacks(1) | TOP↑

COMMENT

あの事故の後、エネルギーという表現はたしか耳にしたことがあるなぁ。
 あの国は分母が大きい、単純計算でこの国の倍。
 それに輪をかけて多彩な文化、個人個人の背景をもってますね。だから跡地の開発に追悼公園くらいは企画してもモニュメントの類などろくに建てることをしないドライあるいはクールな一面を見せるいっぽうで、そういうミュージシャンがいることは自然なのでしょう。
 その歌詞が世界を渡って、こうしてわれわれの目に留まることがある、それにこれだけの時間を必要とした、その点に想うことがあるのでした。

| GT | 2005/09/13 02:57 | URL | ≫ EDIT

かの国・・・・・
ハリケーンという災の被害者の動向にも
違いをひしひしと感じますよ?
行政に対して文句言う言う!
略奪、レイプ、銃撃が頻発!!
黙って耐える我が国の民との違いが浮き彫り!

しかし罹災した体育館に流れるゴスペルが
素晴らしかった♪
日本じゃ歌わないよね?
それとも南部ならでなのかしら?

| 美棒 | 2005/09/13 13:37 | URL | ≫ EDIT















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バリバリやるけん

また朝から頭痛くん。休みだったからよかったものの、この不安定な体調どうにかならん...

| アチキの毎日 | 2005/09/14 01:58 |

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