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腕輪物語

ゴムみたいなものでできた白色の腕輪をコンビニでも置いてる。一個300円なのでして、これを買って身につけることにより、世界の貧困を根絶したいという意思を表す。そういうツールなのであります。袋の上から触るとブニュッとしており、気がつくと店員がいやな顔をしております。ごめんなさい。

一風変わった商品なのですよね。
先ず、品物というよりコンセプトを買ってくれという商品であります。それは「世界の貧困の根絶を訴える」ということ。売上で貧しい人たちのために何々を購入します、というチャリティー商品は過去いろいろありましたが、白色の腕輪は収益を寄付や直接援助に回すのではなく、貧困根絶運動の資金源として使用する。これが最大の特徴です。

腕輪を買って政治運動に出資とは、おもしろい企画です。あとは運動の主催組織が提唱する「貧困根絶運動」に賛成できるかどうかでありましょう。

ところで、腕輪に至るまでの道はけっこう長く複雑なのですよ。以下覚え書き。

そも、2000年から国連開発計画が推進している「ミレニアム開発目標」なるものがあったという。貧困の半減や初等教育の普及、性差別の撤廃、疫病の阻止など8項目18ターゲットを設定し、2015年までに実現を目指すというものです。国連ね。

かつ、上記の計画に関して「世界の 50カ国以上のNGOや社会運動団体が組織した、世界各国の指導者に対し、援助に関する自らの約束を具体的な行動に変えることを訴え、世界の貧困に取り組む団体(マルチメディアインターネット事典より)」としてGlobal Call to Action Against Poverty(G-CAP)という運動が出てきます。

そしてG-CAPの日本ローカライズ版が「ほっとけない 世界のまずしさ ホワイトバンド キャンペーン」。らしい。「ほっとけない世界のまずしさ実行委員会」が日本での運動全体を取り仕切る指導組織のようです。そしてパートナー企業が運営する「ホワイトバンドプロジェクト」がもう一つのコアで、ゴムの腕輪を制作・販売しているのです。

コンビニの腕輪に至るまでが二重三重というか、入れ子構造になっている感じ。しかし腕輪を買うかどうか迷う場合、まずは直接お金の流れる先、つまり日本版の運動をどんな組織がどのような趣旨で行なっているか調べればいいのだと思う。思想的背景を遡るにしてもG-CAPまででしょう。貧困根絶それ自体に興味があるなら、腕輪も白いものも関係ないのは明白です。

日本のキャンペーンは販売目的(収益が寄付ではなく政治活動資金になるということ)の周知不徹底、収益金の流れと使途の不透明さなどを指摘されているようです。もう一つ。活動資金を得るだけでなく、購入者=賛同者に貧困根絶運動を広めてもらうのも大きな目的のはずです。それをどう展開していくか、組織していくかという展望がいまひとつ見えない気がします。

なんつって私は腕輪買ってないからこうやって安楽に電波を飛ばしてますけど、買った人は懊悩なり闘争なりがあって大変なんだと思う。しかし「買うんじゃなかった、だまされた」と言っている人はかけがえのないことを学んだ。カネを出すときどこを見るべきかということをです。天国はあなたのものである。いや買って良かったと言う人は今ライフワークを手にしている。天国はあなたのものである。私は地獄に堕ちる。

| いろいろ | 02:45 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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