小走りするアシモ
走るアシモの映像をニュースで見て大笑いしたのは申し訳なかったです。
慌てたおばあちゃんを想起させ、その点妙な生々しさがあるアシモのランニングフォーム。速度としては小走りぐらいですか。円に沿って走る際には、人間がするように体を内側に傾けるんだそうです。
アシモの小走りは今すぐ具体的な用途に結びつくわけではないけど、こういう複雑な動作が再現できたという技術的な進歩を表してるわけなんですね。
こうなってくると、ソニョーの哀ボにも大幅な進歩を求めたくなる。家庭内でウダウダする機械というコンセプトは悪くないが、もはや日記書いてる場合じゃないのは明白だ。猛ダッシュ可能な哀ボ、足裏に特殊パッドを装着し外のお散歩が可能な哀ボ、飼い主を守るため目から殺人光線を出す哀ボ、変形して掃除機になる哀ボなどが出てもよい。
…アシモの話に戻りますと、他の新機能としてはICカードを身につけた人を探し出して建物内を案内する(ちゃんと振り返りながら相手がついてくるのを確認するという)とか、客に飲み物の盆を運ぶとかいうものが紹介されていました。まるで茶汲み人形。盆を置いたあとの手指が、寒気のするほど繊細な動作で開くのです。
そのうちホンダの受付として勤めるそうなので、米国人ビズネスマンなら同社でアシモに会った時「オーゥ」と3回は連続で叫んで欲しいと思う。
ニュースでは、アシモが親善大使としてチェコに行った折の映像も流れていました。
日本では小柄な体に見合う子供のような声でおしゃべりしているアシモなのに、チェコでは何故か野太いおっさんの声で「私アシモです」などとチェコ語で自己紹介しているではないか。そのあと変な踊りを踊って、大喝采。かすかにショックだった。奴にはふだん見せない顔があるのだ。それも、いくつも。プログラムの数だけ。
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