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国歌が変わる時

先月12月4日に行なわれたカザフスタン大統領選では91%という驚きの得票率で再選(ほんとうは三選め *1)を果たし、旧ソ連国家の中で政権最長不倒記録を着々と更新するまだまだ元気な65歳、ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領が国歌を変えたいと言い出したそうですよ。

ロシアのイタル・タスによりますと、国歌修正案は金曜日に議会を通過。新国歌に制定されるのは1956年にできた曲「Menin Kazakhstanym(我がカザフスタン)」で、作者はシャムシ・カルダヤコフとジュメケン・ナジメデノフという人たち。 大統領は議会に宛てた書簡で「国家元首としてまた一カザフスタン市民として、最新版の国歌を提案したい」と述べ、大統領自身の手によってオリジナルの歌詞を一部変更。現代的なリアリティのある、国家の独立を強調した内容にしたのだそうです。

今までのカザフスタン国歌はどういうものだったかというと、元々はカザフ・ソヴィエト社会主義共和国時代に制定された曲でありました。ソ連解体後に歌詞だけ変えて使用していたんですね。雄大な雰囲気の曲調で私の好きな国歌の一つでした。カザフ国民じゃないけど。なぜ今それを変えるかは知りません。
旧ソ連時代の国歌は、カザフも数えて5カ国が使用中であります。中央アジア諸国の中では他にウズベキスタンとタジキスタン、他の地域ではロシアとベラルーシだけ。どの例でも歌詞は変わっています。

国歌の変更は旧ソ連諸国のように大きな政変に際して発生するようです。最近の例ではアフガニスタンやイラクで、それぞれの前為政者と共に前の国歌も放逐されました。その後アフガニスタンではタリバン以前の国歌が、イラクではアラブ世界でポピュラーな曲が仮の国歌に指定され、改めての新国歌制定を待つようです。そういえばイラクの新しい国会はどうなっていたんだっけ。

他の例としてはカタールがハマド首長の、オマーンがカブース国王の即位に際して現在の国歌を制定しています。王様の代替わりとしてはヨルダンとサウジアラビアでも最近君主が変わりましたが、国歌は別段変わっていないみたい(たぶん)。カタールやオマーンではクーデターというか、革命みたいなもので各国王が即位したらしいので、これも政変の一種で国歌が変わった例と言えそうな。

アフガニスタンとイラクでは20世紀以降、国歌が6回ぐらい変わったみたいです。私には自分の国の国歌が変わった経験がないので想像するばかりでありますが、今度の曲は気に入らないなとか、変な歌詞になってイヤだなーという感想もきっとあるんだろうなあ、国民の間では。そうか、国民という立場から考えれば、移民して国歌が変わるという人たちもいるわけですね。

修正/060322/*1: 四選目との情報あり。

| いろいろ | 05:05 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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