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リュージュの伝言

060220
トップページの絵を変えました。
相変わらず良くない系の絵ですが、肝が太いので堂々掲載。

全身タイトなスーツに包み、仰臥したまま身一つで飛翔しているかのようなリュージュ競技者の姿。見るものに強いインパクトを与えるのであります。彼らは時速120キロ超で放り出され続け、しかし遠心力によってコースに押し付けられたまま、微細な体の動きだけを頼りにその恐ろしい旅路を生き延びようとしている。1人乗りリュージュには痺れるような孤独を、2人乗りにはそれとともに究極の密着を見るような気がするのであります。

…2人乗りはテレビ放送がないのだろうか。

060219_01
今回女子1人乗りの中継を見ていたところ、控え室でチームスタッフとおぼしき人がソリを立てて持っている映像が出てきたんであります。↑こんな感じ。ソリが和式便器に見える場合、それは純粋に私の描写能力の問題であります。一見シンプルな感じながら、解説によるとたいへん精妙な調整を施してあるものなのだとか。尻から上が収まる部分は一段低くなっており、先端部分には両脚が収まるよう溝がつけてある。立てているのはエッジに影響しないようにという配慮だと思われます。

選手はツノのように反り返ったエッジの先端に足の裏を当てた態勢で、スタート地点にある横棒を握ってソリを前後に押し、勢いをつけて滑り出すと更に掌で氷を掻いて加速。仰臥すると脚を伸ばして、エッジの角を挟むような格好になる。脚力が要りそうだなぁ。滑走中、選手は頭を上げて行く先を見ているんだけど、これもあんまり上げない方がいいらしい。空気抵抗が増すからなんでしょうね。

060219_02
Y字型に合流しているスタートエリア直下の道筋。
右の道からリュージュ、左からはスケルトンだったっぽい。合流点の角に接触してしまう選手もいた。

060219_03
フィニッシュエリアはこんな感じ。
ゴールした選手はエッジのツノを掴んでソリを半ば持ち上げ、さらに両脚をついて制動をかける。その後自分のソリを抱えて、どことなくローマ帝国風な様式のあずまやに向かって行くのであります。建物の中には受付みたいなテーブルが見えました。

リュージュの魅力は滑走の豪快さと繊細なコントロール、スピードの快さとむき出しの生身という危うさ、そうした拮抗しあう要素がもたらす強度の緊張感なのかもしれないです。そして何か非常に隔絶した、孤独な感じがする。速く、卓越した者はそれゆえ日常の外にいて、氷のコースの中にだけ生きている。それに喝采している自分の視線がときおり恐ろしくなるんだけども、別段人の苦労を笑って見ているわけでもない、と、思いたい。

| いろいろ | 04:38 | comments(4) | trackbacks(0) | TOP↑

COMMENT

ワシはスポーツさっぱりなので
「こわい」とかいわれてもちっとも理解できないのでごんす。
選手が怖いんだから怖いのかもね。
だったらやめちまえ!とか、つい。

| ぢ | 2006/02/21 03:49 | URL | ≫ EDIT

怖いことを続けるという状態
>ぢさん
何のCMだったか「だまされて始めたリュージュ」というやつで「コワイ!コワイです!」と言いながら滑ってるのありますね。怖いのにやめられない、しかもだまされて始めたリュージュなのに。怖ければ怖いほど気持ち良くなる脳の仕組みを持つ人もいるのかもしれない。

それはちょっとうらやましい。

| ペり公 | 2006/02/22 00:58 | URL | ≫ EDIT

アジア的優しさ
あのひとのママに会うためにリュージュでかっ飛んでゆく荒井由実を想像すると、松任谷氏が気の毒でなりません。
ところで、私にもひとつ妄想がわいております。
「クメール・リュージュ」
アジア的優しさに満ちたポル・ポト氏が、リュージュですっ飛んでくる。その先に待つものは、理想の共産主義社会か、それとも……。

| 棟田伍長 | 2006/02/24 22:13 | URL | ≫ EDIT

クメール
リュージュの伝言(直接的手法)
ママから電話で叱ってもらうわマイダーリン(間接的手法)

という水も漏らさぬ荒井由美の戦略。恐るべしです。
クメール・リュージュは殺人的な競技ですね。時速120kmのポル・ポトはかなり勘弁してほしいです。かつてのアルベール大公(モナコ)のように、シアヌーク氏も対抗してボブスレーを押すべきだったかもしれません。

| ペり公 | 2006/02/25 14:51 | URL | ≫ EDIT















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