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メダルが無いと云う話

「トリノ五輪でノルウェイにクロスカントリー競技の金メダルが出ていない」

これはどれくらい深刻な話なんでありましょうか。
他の種目で金メダルは取ってるんですよ。ジャンプのノーマルヒルと男子スーパー大回転でありますね。そしてクロカンでも銀や銅は取れてる。だが、金がないと。…これどうなの。日本で言えば夏季五輪で柔道の金メダルがないぐらいの話なの。民族の危機なの。

さてメダルが無いと申しましたら、今のとこ日本には金銀銅の何れもございません。メダルが無いのを憂う報道もチラチラ出ているみたいです。しかし、五輪のメダルが取れないとなぜ憂うんでありましょうか。それも、競技者本人とは関わりのない多数の人々が。

一見不可解でありますが、競争で負けることへの不満や不安は複雑な思考から生じるわけではなく、多分に本能的な反応なのかもしれないとも考えます。敗北は死につながりうる要素として生存本能を刺激するだろうし、たとえ死なずとも下位になれば、自らの生物的競争力への疑問という根本的な動揺に直面する。自らが競技者でなくとも、所属する生き物集団の代表が負けていれば同じように感ぜられるのではないでしょうか。なら、集団に属している人々がメダルの無いことに多く憂えるのも自然に思えてきます。

一方、育成費とか遠征費とか、出したお金のリターンが無いじゃないかよという物言いもあるかと思います。もちろん金メダルが10個獲れたとしてもそれで出したお金がペイできるわけではないし、経済効果ってやつがあったにせよそれは二次的な物事であります。お金を出した分勝利と栄誉でリターンが欲しかったということなんでしょう。別種のエネルギーをゲインする。それはお金とはまた別の働きによって、集団を利するものなのであります。

それにしたってこういう文化的事業では出資すればすぐゲインがあるというものでもありますまい。スポーツ強国と言われるような国々ではそれも織り込み済みで長期戦略を立ててる感じがします。国際的な文化上の実績をあげつづけることが国力ちゃん国益ちゃんの内に入ってる。政治経済、軍事の競争とはまた違うものでしょうが、それらはすべてバラバラのものでもないはずです。

| いろいろ | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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