PREV| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

82.6%

060321

先日の19日、旧ソ連のベラルーシで大統領選挙がありまして、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(51)が三選されたのであります。その得票率82.6%。意外に低いといぶかしくさえ思ってしまうのは比較対象が相当間違っているからに他ならないのだ。

たとえば中央アジア。本年1月のカザフスタン大統領選では、得票率91%でヌルスルタン・ナザルバエフ大統領が再選。事実上は三選めと以前に書きましたが四選らしいです。まじですか?さらに見渡せばどんな投票でも99%程度の賛成票をコンスタントに得ることのできる謎の族長、サパルムラト・テュルクメンバシュという人がおり、ハニーメロンがたわわに実る永世中立国で死ぬまで大統領をつとめるらしい。どうも娑婆の話ではないわけで、そこはシャンバラなのであります。

シャンバラ国家では政治経済・すべての文化が「俺」とイコールになり、聖なる血筋(貧しい労働者階級や勇敢な軍人などがこれにあたる場合もある)と天与の才を持つひとりの心正しき者が「良き独裁者は最高の支配者である」という伝説を実現し、他のみんなは町の人A・Bという平等な立場を与えられて伝説の成就、つまり世界の完成を目の当たりにする栄光に浴しつづける。たとえ俺の晩めしが人間のあぶり焼きであろうと、みんなが俺に賛成し俺はみんなを愛してるのです。不思議な黒い泉が湧いていたりすれば俺はいっそう心強いし、誰にも圧政の拠点などと言われず、オレンジ革命という疾病にも縁がありません。不老不死の地、シャンバラだからです。

どの要素が欠けるとシャンバラは神秘の力を失い、冷えきって硬い黒パンのような現実世界に墜ちねばならないのかは諸説あります。同じ旧ソ連の欧州方面ではアゼルバイジャンが国家元首の世襲という飛び道具を放ち一歩リード、かつ黒い泉が湧いていますが今のところシャンバラ化の気配は見えない気がします。ロシアは内務省が怖い上、国家元首は柔道五段、かつ黒い泉が湧いていますがまったくシャンバラになりそうもありません。ウクライナとグルジアは脱退して新バンド結成。ベラルーシは黒い泉が湧いておらず、湿地帯が多くて、かつ圧政の拠点と言われています。

それぞれの大統領選挙は西側政府や国際組織に民主主義的でないと批判されました。当選者の得票率はイルハム・アリエフ(アゼルバイジャン)が約79%、ウラジーミル・プーチン(ロシア)が約70%、そしてアレクサンドル・ルカシェンコが82.6%です。マイルドな数字とは評せないものの、中央アジアのシャンバラ国家に比べれば幾分ファンタジーの少ない数字と言えるのではありますまいか。比較的、彼らの立場はシビアな可能性があります。

以上終わり。結論なんか無いぞ。

| いろいろ | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://periko.blog5.fc2.com/tb.php/313-ec497b07

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。